[Under the Sun] 高橋英樹さんとのトークを公開しました(ホノルル美術館)

Under the Sun 番組ページ

(ホノルル美術館でインタビュー収録)

2026年2月26日、ハワイ・ホノルル美術館にて高橋英樹さんご夫妻にお話を伺いました。「一生稽古」「生涯現役」を貫く大スターが、近年関心を寄せているという美術。棟方志功、高麗茶碗、日本刀――ご一緒に館内をめぐったあと、中庭で収録したトークは、美術館ならではのテーマをユーモアたっぷりに語って頂く、聴き応えのあるものとなりました。2025年10月に公開した初回のトークに続く、2度目のご出演です。

天与の才

その日はこの上ない快晴でハワイらしい天候となった。インタビュアーのDJカリーンを助手席に乗せワイキキのメイン通りであるカラカウア通りを走る。華やかな店が立ち並び、たくさんの人々が歩道を行き交っていたはずだが、あまり記憶がない。ただ運転に集中し、高橋ご夫妻の滞在される高級コンドミニアムへ向かった。
前回初めてお会いした時にはご滞在中のコンドミニアム内で30分程ご挨拶とインタビューの為に頂き、お邪魔にならないよう速やかに退出した。今回、外でのインタビューはどうかと奥様の美惠子さん(注:前回のブログでは頂いたお名刺の「輝」さんとお呼びしたが、今回はインタビューでお呼びした「美惠子」さんに統一)からご提案頂き、普段散策されているワイキキの外へお連れすることとなった。

なるべく人が少なくリラックス出来るところが良いだろうと、ホノルル美術館(Honolulu Museum of Art)にお連れすることにした。私達の経験上、さほど混んでいる事はない。しかも手頃な大きさながら展示作品のジャンルは広きに渡り、楽しんで頂けるのではないかと期待した。道中、高橋さんは近年、美術に興味が湧いた事、棟方志功の作品を所有しておられる事を話され、丁度現在棟方志功が展示されているホノルル美術館はベストな選択だったと私はハンドルを握りながら心でガッツポーズをとる。

美術館の前に着くと、早速屋根の端がとても低い位置まで来ている事に注目されていた。回廊では天井の造りが沖縄に似ている事を指摘される。自分が普段あまり注意を払わずに通過している事に気付かされる。館内ではアジアの作品も多く展示されていて、高麗茶碗や日本刀の前では高橋さんが解説をして下さる。そこに少し笑えるようなエピソードが入っていたりして、もてなして頂いているような感じがして恐縮する。時折、美惠子さんが「旦那様、そこから顔を出して」等呼びかけ、少しひょうきんな写真を撮られる。映画のワンシーンのような、などという表現が陳腐にさえ思えるような大人の夫婦の振る舞いや仕草に、同行している私は、美術品のような、崇高なものに触れている感覚になる。

ホノルル美術館の展示室で彫刻を指し示す高橋英樹さんと美惠子さん

(館内のジャマンダス・ワトムル・ギャラリーにて)

そろそろ収録しましょうか、とお声をかけて頂き、中庭の静かな場所を探しテーブルに着く。すると、周りのテーブルに人が増え、英語の会話の声の大きさに収録ができなくなる。別の場所を探しテーブルに着くと、今度はアジア人団体客がそばにとどまる。別に高橋さん目当てではないが、何故か周りに人が増える。「普段はこんなに人はいないんです」と話しながら、ある程度通り過ぎた所で収録を始める。

ホノルル美術館の中庭のテーブルでインタビューに答える高橋英樹さんと美惠子さん

(中庭のテーブルで収録)

お話は美術館ならではのテーマも多く、また新たな一面に触れているのではないかと思う。高橋英樹さんと美術、という固くなりそうな所を、ユーモアたっぷりにお話し頂き、聴き応えのある楽しいインタビューとなった。

収録後、丁度お腹が空き始めたタイミングでカフェに行き、予約しておいたテーブルに着く。落ち着いた所で周りを見渡すと、日本人はいないものの、全てのテーブルは埋まっている。なんでもない普通の平日に、こんなにも混んでいる事に驚いた。美惠子さんによると、高橋さんには良くある事らしく、閑散としたお店に行っても、すぐにお客さんが来て混み始めるそうだ。改めて周りを見渡す。スターのもつ天与の才を垣間見た気がした。<Johnny>

ホノルル美術館の中庭のテーブルで笑顔の高橋英樹さんと美惠子さん

(ホノルル美術館の中庭にて)


高橋英樹(たかはし ひでき)さん
「一生稽古」「生涯現役」を貫き、芸能界の第一線を走り続ける俳優。makana.fm では2025年10月に初めてお話を伺い、今回が2度目のご出演です。

高橋英樹 オフィシャルブログ https://ameblo.jp/takahashihideki-official/


📖 『逢愛傘(あいあいがさ)―高橋英樹』のご紹介

奥様の高橋美惠子さんが、英樹さんの傘寿を記念して制作された作品集『逢愛傘(あいあいがさ)』をご紹介します。映画・舞台・テレビ出演時の写真や台本をまとめた一冊です。

金色の表紙に紫の筆文字で「逢愛傘」と書かれた本が2冊。1冊にはご夫妻からのご挨拶状が添えられている

(makana.fm にご寄贈いただいた『逢愛傘』)

  • 2025年4月発行、全275ページ(エル・エージェンシー)
  • 一般販売はされていない限定非売品です
  • 国立国会図書館に所蔵されています。請求記号は KD655-R108、現在の登録上は「紙の本」として閲覧できます
  • 愛知県図書館をはじめ、全国各地の図書館にも所蔵されています

国立国会図書館『逢愛傘』所蔵情報 / 高橋英樹さんご本人も公式ブログでご紹介されています。


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