[書評] スマホゲッタマン体操 GETTAMAN 著
前回ゲッタマンさんにお会いした際にご献本頂いた「スマホゲッタマン体操」について、折角なので僭越ながら簡単な書評を書いていきたいと思う。

はじめに、の部分はゲッタマンさんのキャリアに関する話であり、私たちのポッドキャスト番組 Under the Sunを聞いて頂いた人達には馴染みのある話であろう。改めて、なかなか興味深いキャリアである。
そもそもゲッタマンという名前からしても、あまり固い感じはしない。それ故、このタイトルからかなり柔らか目の内容を想像すると思う。なんなら少しふざけ気味に響くが、実は内容はそこそこハードである。理学的な解説も丁寧で、私を含め一般人が一度で全て覚えるのは難しいだろう。私もどちらかと言えば健康オタクだし、健康系の知識は無い方ではないと思うが、この本は私の様な人間がざっくりと知っているような事項も、数字を元に解説してくれる。そう、一つ一つの説明にとにかく数字がちゃんとある。そこに著者のこだわりを感じるし、こちらも関心を持って知識を深められる。もちろん、知らなかった事も多い。「頭が前方に4cm出ると、頚椎の負荷は5倍の約20~30kg」と読んだ瞬間に思わず姿勢を正してしまう情報が次から次へと展開される。
テーマはもちろんスマホなのだが、改めてその健康的影響は多岐にわたる事がわかる。首、上半身、下半身、ストレス、睡眠、脳と丁寧に説明は展開する。予防としての食、そして体操。実は体操についてはこの本のほんの一部に過ぎない。故にこの本は現代人の健康に関する理学的知識を広く取り上げた本、という認識が正しい。体操についても、一つ一つの項目はとても短い。体操と言うよりは「動き」である。簡単に試せるしわかりやすい。(唯一 p99の「小指がリードしながら体側周りにつけながら」の表現が私には難しかった。)
体操の解説を含めてp133と決して厚くはないが、現代人なら誰でも持つべき健康に関する知識が網羅されている。関心ある所は数字まで覚えれば話題のネタにもなるだろう。体操に関しても、まずは一通りやってみて、気に入った動作をやってみるだけでも生活にはプラスではないだろうか。言うならば、一人暮らしの前にとりあえず読んだ、料理の基礎の本みたいなもので、とりあえず一度読んでおけば、忘れてしまう部分が多くても一生使える部分も多い、と言った感じの本である。全ての高校で保健の授業や夏休みの課題図書等で取り上げれば良いのにと思う。<Johnny>

追伸: instagramにGETTAMANさんからコメント頂きました!


